代替データ・オルタナティブデータ

WeWorkとライバル達の衝撃の比較!

WeWorkといえば最近は世間を騒がせていますね。次から次へとスキャンダルが出てきて、「ソフトバンク大丈夫かよ…」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ちなみに私も過去にWeWorkに関連の記事を書いたことがあります。(しかし一回もWeWorkのオフィスをみた事ないです)

SoftBankはビジョンファンドで資金を失いつつあるが、その先には光がある

2020/3/29

SoftBankは資金を失いつつあるようですね。日本人なら誰でも知っているであろう、このコングロマリット(複合企業)は一夜にしてテクノロジースタートアップの世界最大規模の投資家として知られることになり ...

テクノロジー産業は他産業に比べ女性雇用に力を入れている!

2019/9/18

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上記の過去記事でも書きましたが、IPO前に取締役会に急いで女性を入れて取締役会の女性比率を上げようとするなど結構むちゃくちゃしていたので、ガバナンスはひどかったようです。そして最近でも以下のようなニュースが各社から出ています。

そしてここからはいつも通りのThinknumさんからの記事を翻訳・参考にしているものなのですが内容はなかなか辛辣です。

Harvest Propertiesというオークランドにあるデベロッパー(土地の仕入れから販売までやっている業者)はWeWorkのサンホセになる超広いオフィスの取引が止まってしまっているとのこと。当然取引が止まってしまっているので、アナリストはREITでWeWorkを持つことがさらに高いリスクなんじゃないかと懸念している訳ですね。(そりゃIPO撤回すればそうなりますよね。)

投資家も地主も当然懸念を示しています。というのも、このまま問題が長期化し、IPOもできないとなればリースの同意も無しにしなくてはならないので恐怖が広がっているということです。地主はWeWorkからの月々の収入に頼っているので、この物件を持っている地主もREITにとっても最悪のケースです。

評価がどんどん下がっていったWeWorkな訳ですが、Harvest Propertiesは他のポテンシャルのあるREITを持っていて地主はWeWorkと働く事を再考している状態です。

「WeWorkはもう一度、自分達の市場での全てのポジションを作り直すべきだ。」とRXR RealtyのCEOのスコット・レチラーさんにも言われちゃってます。ボロクソですね。そりゃそうかと思うのですが、彼もNew Yorkのデベロッパー でWeWorkをテナントに持っている投資家です。そして続けて「そうしないと、地主達は彼らと働くは快適じゃない。」凄く大人な言い方ですね。

WeWorkのマーケットでのポジションとは?

ThinknumではWeWorkの場所を2017年から記録しており、下の表がそのデータになります。2年前にWeWorkは107の場所に存在しておりましたが、現時点では904と数が爆発的に伸びたことがわかります。

2年で約9倍に様々な都市に場所を増やすのは凄いことで、なかなか他の企業でも見つけることができないと思います。これは裏を返せば投資家達がどれほど興味があり出資していたかを表しています。しかし、現在はこの数字は負債として見られており利益を出すことに失敗しているとの見方をされています。

しかし、WeWorkのみがオフィスの経費やコストを払ってもらっているテナントに強く依存している企業ではありません。IWG(以前はRegus)はWeWorkより長くこのビジネスをやっていますが、彼らは4倍ものシェアオフィスを世界中に持っています。同時に他の企業(KnotelとIndustrious)は新しいオフィスを開くのにせっせと忙しいようですね。

名前店舗の数
Regus3,934
WeWork904
Space Works224
Knotel60
Industrious56

WeWorkの凄まじい速さの成長とIPO前の評価で学んだことは、WeWorkのみがシェアオフィスビジネスにいる訳ないということです。下のチャートは世界中にどれだけオフィスがあるかを表しており、上記で説明されている会社の店舗もわかります。

経費を遅くなる前に減らせ!

WeWorkは市場の懸念にどのように反応しているかというと、経費削減をして対応しています。利益を出すよりも経費を削減した方がシンプルでやりやすい一番早い方法だからかと思います。前四半期ではWeWorkのウェブサイトの求人情報から取得できる雇用情報は14%も前四半期に29%上昇した後落ちました。

しかし、いくつかの報道では新しい地主は契約をしてないと言われておりますが、WeWorkはまだ拡大計画に前向きなようでこれからどうなるのかわかりません。WeWorkによると「これからも新しいリース契約を地主達と進めていき、より戦略的に成長し収益性の加速に集中していく為、これからの契約は次の四半期からゆっくり進めていく。」とBarron'sに伝えました。

Thinknum様の記事を日本語訳・参照させていただきました。
https://media.thinknum.com/articles/wework-locations-as-liability/

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