プログラミング 働き方/生き方

【書評】家入一真氏の本2冊を読んだ感想

ども、チキゾーです。

私の趣味の一つは読書なのですが、結構前に家入一真氏の「我が逃走」と「こんな僕でも社長になれた」を読みました。
その本が実に興味深い内容だったので、その感想を書こうかと思います。

家入氏は元々プログラマー、そして引きこもりでした。
それから起業を果たし、今は起業家と投資家と言う2つの面で事業をされています。

起業家と言うとギラギラした人たちを連想しがちですが、家入氏はその真反対のベクトルの人物だと思います。

ポイント

まず家入氏って誰?と言う方

プログラミングが出来てそっから起業ってどうやったの?と言う方

内向的な自分をどう改善したら良いんだろう?と悩んでいる方

この記事で本の感想も混ぜながら、紹介していこうと思います。

ちなみに、私自身も(7年ほど)プログラマーで、大学時代は全く友達がいませんでした。
そして虐められていた経験もあるので、この本は非常に共感した1冊です。

家入氏の経歴

「こんな僕でも社長になれた」での人生の前半と成功

貧しかったり、仕事が全然できなくても、成功するやり方はある!

家入氏は昔からコミュニケーションが苦手で、引きこもりでしたが自分なりにできる事を見つけて成功した、と言う例を紹介します。

家入氏は福岡県に生まれ、中学2年生の時に友達を馬鹿にしたのが原因で友だちから絶交されてしまいました。

勉強は出来たものの、コミュニケーションが苦手だった為、虐めのせいで高校を途中で辞めてしまいます。

アルバイトをして藝大を目指しますが、一度目は志願書を出し忘れ、二度目は試験を寝過ごして大学を目指すのを諦めてしまうと言うポンコツでした。

それからプログラミングが好きだったこともあり、地元のIT企業入りますが、時間を徐々に守る事も出来なくなり、コミュニケーションが上手くいかないこともあり退社。

どうしても生活をしなければいけなかった為、最後の手段としてとった行動が、起業という形の労働でした。

安定的な収入を目指しており、大きな目標はなかったと家入氏も後に語っています。

人とコミュニケーションも最低限取らずに済み、自分のペースで働けると言うのは彼にとって最適解でした。

最初に起業したのはレンタルサーバー会社で、業界最安値で女性顧客をターゲットにしており、ものすごい勢いで成長していきます。

そして、予期せず買収の提案が様々な企業から舞い込んでくる事になります。

結果として、この会社の売却で多額の利益を得る事ができました。

これから読み取れるのは、自分の苦手な分野や状況を理解して、それを活かせる状況を作ることは大事と言うことなんです。

家入氏の苦手・苦しい状況だったのは

  • コミュニケーション
  • 時間を守ること
  • 資金

得意だったのは

  • プログラミング

普通のサラリーマンなら苦手なことを治そうとしますが、家入氏がとった行動は自分を変えるのでは無く、環境を変える事だったんですね。

起業した時、苦手な分野の少なくとも2つはカバーされていて自分のペースで、コミュニケーションはメールなど「自分が頑張れる環境」を最大限作り上げ、そこに集中する事で成功できたのではないかな、と思います。

普段会社は組織に属していると、「あれは出来ない」「これは出来ない」など思い込みをしてしまいがちだと思いますが、実はそれは出来ないのでは無くてやりたくないの方が大きいのではないでしょうか?

勇気を持って環境自体をガラッと変えれば自分にとって一番頑張りやすい仕事ができるかもしれません。

つまり、やり方は意外と多く存在していてそれを取るか取らないかはあなた次第なんです。

「もし、自分が会社に属してなかったらどうするか?」

「もし、世間体を気にせずやるならどうするか?」

を一度考えてみましょう。この本の中にはその具体的な行動が書かれていました。

「我が逃走」での人生の後半と失敗

正直に怒ってくれる・指摘してくれる仲間は大切です。

きちんと注意してくれる仲間がいたにも関わらず、それを無視してしまい多数の犠牲を出してしまった。

買収をOKし上場企業の仲間入りを果たしますが、短くしてご自身は社長の職を退いてしまいます。

CCO(Chief Creative Officer) という役職に就き、自分のやりたい事に集中していきます。

このCCOの役職について、代表取締役をもう1人のパートナーに譲ったのも、家入氏が自分の好きな事をしたいからだと思います。

実際に上場すると多くの報告や、ややこしい事をしなければいけません。

自分の好きな事をする中で、この様な作業をするには少し息苦しさを覚えていたのではないでしょうか。

そして、企業売却の際に手に入れた資金を使い、別会社を立ち上げ更にカフェなどの飲食業界に参入していき、もの凄い勢いで規模を広げていきます。

しかし、自分が創業した会社とは違い、短い時間の間に急展開した為、最終的には大半は閉店、そして社員も大多数を切らなければいけない窮地に立たされます。

その時に多くの仲間が助言や、勧告を促しますが家入氏はなかなか聞きませんでした。

と言うのも、家入氏のお金は個人的な所から出ていた、つまり、会社のお金=家入氏の個人的なお金だったからなんです。

多くのやり取りの中で、家入氏は「なぜ自分の意思を汲み取ってくれないのか?」「前の会社の様に色々やって欲しい」と思いますが何故か上手くいきません。

「なんで?」と言う思いが強くなりますが、最終定には多くの店を閉店し、自分の秘書も含めリストラを行います。

失敗してしまった理由として、理解者が少なかったという事と注意に耳を傾けなかった事でしょう。

昔からの仲間というのは多くの時間を一緒に過ごした人で、信頼もあり、良く理解してくれている人たちです。

時間が少なければ社長としても反対意見や、懸念も飲み込みづらいでしょう。しかも、部下としても社長を本当の意味で理解することも難しい。

ここから学べる事は、正直な意見を行ってくれる「仲間」は金よりも大切という事です。

「部下」ではなく、「仲間」です。

自分に正直で、本当に助けてくれる人や嫌われても良いから本当の事を伝えてくれる人はあまりいません。

ただ、仕事をしている中でその様な人を数人でも見つければ、個人的には成功の確率は高くなると思います。

その人たちの意見を聞いてきちんと行動してみる。そうすると、1人で出来ないこともできる様になるんです。

家入氏の信念

家入氏の信念は「居場所」を作ること。

過去に作ってきた企業は全て人が集まってくれる事を前提に考えており、彼自身が経験した辛い思いを解決したいと言う思いから作られているからなんですね。

当然個人的な資金も底をついている時にある学生と出会い、クラウドファンディングのCAMPFIREを一緒に立ち上げます。

そして、その後にもリバ邸というシェアハウスも立ち上げます。

このリバ邸はどの様な物かというと、「現代の駆け込み寺」という名を持つアイデアを持った若者たちが集まって何かを作ったり、企画したりとアウトプットする場所になっています。

上にもある通り、レストランなどで失敗してしまいましたが家入氏は1つも目的を持っています。

それは「誰かの居場所を作る事」です。

これは本書の中でも言われており、家入氏の実体験の虐めと引きこもりの経験から誰かを助けたい、この問題を解決したいという思いから来ていると思われます。

現在、家入氏はVCも経営しておりインタービューの中で「実体験に基づく問題を解決しようとしているところに投資したい。」という考えを持っているそうです。

この本の中でも、自分で経験した問題を意識的にも無意識的にも解決しようとする姿が描かれていて、YouTubeのインタビューと一緒に見ると面白いのではないでしょうか。

プログラミングと起業

得意なことに集中する

得意なことに集中して磨き切るべきです。

苦手なことに時間を費やしても、そこで得られる成長は得意なことで得られる成長とは比になりません。

家入氏は昔に買ってもらったパソコンでプログラミングを本を読みながら開始しました。

そして、押入れの中に入ってインターネットを使ってみたり、プログラミングを使って何かを作ってみたりとしていました。

昔は現代と違って、ウェブサービスをするにも自分で全てを作らなければいけない時代だったので、そこまで独学で学んでいたのは凄いことですね。

好きであれば、学ぶのは苦痛ではありませんよね。なので、とりあえず好きであれば徐々に得意になってきます。

家入氏は一度ITの会社にも入ってプログラミングをさらに磨きをかけているので、そこも辞めたとはいえ、正しい選択だったのではないでしょうか。

結果的にそこで培った知識やスキルが、一番最初のペパボに直結する事がわかると思います。

得意な事はとことん伸ばして何かを作れるレベルまで持っていくのは大切です。

そうすると、自分のやりたい事を伸ばせるので起業を考えていたりする人は「何かを作る」を前提に得意なことに集中しましょう。

苦手な事は最小限に

苦手な事は最小限にとどめるか、誰かに任せるべきです。マジで。

苦手な事をしても成功できるチャンスは低く、無駄な時間を過ごしてしまう確率が高くなるからですね。

上のこととは反対に苦手な事は最小限にするか、誰かに任せましょう。

「全くやらない」と言うのは間違えです。

やらないと確実に何かしらの支障をきたすので、そこは勘違いしない様にしましょう。

家入氏の場合は奥さんに任せていた様な気がします。

当然本人もお客さんからの連絡は担当していたと思いますが、なるべく最小限に留める為、やってもらっており途中から人も雇ってます。

仕事をする時もそうですが、自分の徳じゃない事は任せましょう。

規模はスケール出来るものを

沢山人が来始めると、問題が多発する為スケールも先に考えておくべき。

インターネットはスケールがしやすいですが、問題も起きやすいです。

CAMPFIREを立ち上げたときのエピソードの中で、SNSを活用して宣伝をしようとしたら逆に沢山人が来すぎてサーバーが落ちたという話は非常に勉強になる。

プログラミングができると、ウェブサービスやウェブサイトを作れるし、多くの人にもみてもらう事ができる。

これはどういうことかと言うと、良いサービスであればある程人が1度にくる確率が高くなりますよね。

今はクラウドサービスが主流になってきているので、ある一定のアクセス数が来るとさらに自動スケール出来る様になっていますが、普通のレンラルサーバーではそうはいかないでしょう。

もし、本当良い製品があなたのプログラミングスキルからできるとすれば考えておくべきだと思います。

  • データベース
  • サーバーの規模
  • バックアップシステム
  • ドメイン名
  • サーバー会社の倒産リスクも考えての他の下請けの手配など

シャイな自分の変え方

女性に対して、大衆に対して、そして偉い人に対して

答えは1つ、会いまくれ(もしくは会わなきゃいけない状況になれ)。

家入氏も人見知りで人に会うのが苦手だったけど、社長になってから会食や飲み会などで会わなければいけない状態になり徐々に改善していったんですね。

本書の中では、家入氏の奥さんとの出会いから大企業の社長たちに会った話まで全て書かれており、その時はコミュニケーションが苦手で汗をかきながら挨拶をしたとありました。

これはコミュニケーションが苦手な人に良くある事で、緊張のあまり、汗をめちゃくちゃかきますよね。

苦手意識をどう改善したかと言うと、沢山の人に会いまくる状態になっちゃったからなんです。

こうかくと、「いやいや、それはしょうがないし、社長じゃない私には無理だよ。」

と帰ってきそうですが、そうでもないんです。

実際にできる事として、同じ趣味が集まるオンラインサロンでも良いですし、Twitterで知り合った人でも良いのであってみましょう。

考え方や趣味が似ていると、喋りやすいですしハードルは低いです。

その様な場所に沢山足を運ぶ事で、少しづつですが改善していきます。

個人的に私も最初はコミュ障と呼ばれる部類でしたが、仕事を通してお客さんのところに行ったり大学教授に会いに行ったりすると慣れてくるものなんです。

実際にやってみましょう!

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