働き方/生き方

プログラマー(エンジニア)から経営者へ - 岩田聡

最近「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」と言う本を読んだので、紹介記事と自分なりに学んだ事を書いていこうと思います。

岩田聡とは

岩田 聡(いわた さとる、1959年12月6日 - 2015年7月11日)は、日本のゲームクリエイター、プログラマ、経営者。 任天堂の元代表取締役社長で、HAL研究所代表取締役社長なども歴任した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E7%94%B0%E8%81%A1 -wikipedia

これでピンとこない人はいないとは思いますが、この方「星のカービーデラックス」「ポケモンスタジアム」「大乱闘スマッシュブラザーズ」を作った方ですね。個人的には「カスタムロボ」が大好きでした。しかも面白いのがガチプログラマー社長だったと言う事。軽くコードを書ける・読めるだけではないんです。「本物」のプログラマーでしかもコードの腕は一流で、他人が書いたコードを読むのも物凄く得意で早かったそうです。

最近ではコードを書ける人間が増えてきましたが、日本ではあまり聞かないですよね。種類が少し違いますが、エンジニア上がりの社長で有名な方といえば本田宗一郎さんもですね。

「あなたはハッピーですか?」 - 幸せに幸せを感じる

この言葉、岩田さんが社員との面談(なんと200名近く居たそうです)とする時に聞いていた事なんですね。これを聞いていた理由も

「商品づくりを通して、つくり手である我々と遊び手であるお客さんを、ともにハッピーにするのがHAL研の目的だと決めよう」

Hobo nikkan itoi shinbun. Iwata-San: Iwata Satoru wa konnakotowo hanashiteita (Hobonichi Books) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.197-198). Kindle 版.

と宣言していたからなんですね。

そして、岩田さんは弟役の様な人だったとも書かれていて、決して怒る様な事や、雰囲気を壊す様な人ではなかったそう。プログラマー上がりの経営者と言うと、ズバズバ思ったことを言ってキレッキレの人かと言うイメージがありましたが正反対でした。皆んなの気持ちを汲みながら、誰も不快にさせず結果を出すと組織の中では難しい事ができる方と言うのは素晴らしい人間性だと思います。

そして、会社でもそうですが、求められる人材というのは率先して人を助けたり新入社員に声をかけに言ったりしますよね。損得勘定なしに、人を助けて「ありがとう」がエネルギーになったり他の人が幸せそうにしている姿がエネルギーになる人は成功する確率が高いのかなぁ、なんて思ったりします。

無意識のスクラム・アジャイルメソッド

会社の中でできる事は沢山あり、それを整理して優先順位をつけると書いてあったのですが、これって本質的には「スクラム開発」と呼ばれる開発手法と一緒なんですよね。プログラマーの背景があってこの様な考え方になったのかは言及されていなかったのですが、岩田さんは物事を細かく噛み砕いで本質的な問題を探すのが得意だったとも書かれていました。

部署関係なしに横断的なチームを作り、優先順位をつけて問題に取り組むと様々な意見を採り入れられると共に、後々の意見の相違から始まる問題を事前に予防している事になります。そしてその問題に集中して取り組む事によって、コストが低く、より早く開発が進むというコンセプトなのです。意識していたのか、無意識にしていたのかは分かりませんが、効率的ですごいなぁ、と思いました。

この本は普通の経営や自己啓発本とは違い、岩田さんの良さがにじみ出ている本じゃないかなぁ、と思います。確かに仕事には厳しい方とは思いますが、ドライでバリバリ仕事をしていくというよりも、「人」の人かと思います。常に気遣いをして一緒に楽しくプロになろうよ、というとてもユニークなタイプのリーダーだと感じました。

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